通常の白髪染めと言えば【黒っぽく暗くなる】【髪色を楽しめない】【痛む】など、ファッションの一部として楽しむことができないと思う方が多いですよね?
でも、安心してください!
白髪染めでも幅広い色味でカラーリングを楽しむことができるんです。
そこで今回は、白髪染めをしている方から良く聞くお悩みを現役美容師の小笠原俊平が解決していきたいと思います。
白髪染めは暗く染めるしかない?
白髪染めで一番のイメージと言えば「暗くなる」「暗く染めないと白髪が染まらない」と髪色が暗くなってしまうと思われがちですが、実際はそんなことはないんです。
白髪染めは通常のおしゃれ染めと違い【ブラウンの色素】の配合量が多く、それにより暗くなると思う方が多いと思いますが、ブラウンの配合量が多いだけで、薬剤の配合の仕方でいくらでも明るくすることは可能です。
それでも明るく染めていくと白髪が染まらないのでは……と思う方もいるかもしれません。
確かに、カラー剤の明るい薬を使用すると、ブラウンの色素が薄くなってしまうため、あまり染まってないように見えてしまうかもしれませんが、明るいカラー剤を使うことで全体的に明るくなるのでほとんど差が無くなります。
そのため明るめのカラーで楽しみたいなと思う方は美容室で「8~9トーン」で染めてもらうことをお勧めします。
8トーンで基本的にどこにいても茶髪っぽく見える明るさのため、イメージチェンジにはピッタリです!
しかし、白髪の染まり具合が薄茶色ではなく、しっかりと染めてかつ、少し明るめにしていきたいと思う方も多いですよね?
そんな時は根元の新生毛(新しく生えてきた髪の毛)の部分は「6~7トーン」で毛先は少し明るめに染めてほしいと伝えることがおすすめです!
(えっ!?根本と毛先の明るさ変えていいの?)
そんな風に思った方安心してください。
カラー剤によって調節の方法はバラバラですが、基本的に根本と毛先の明るさを変えて染めても違和感のないようにすることが可能です。
もちろん、薬剤や美容師さんの腕によって状況は変わるので必ず相談してから始めるようにしてください。
結論、白髪染めで【暗くなる】「暗く染めないと白髪は染まらない】はもう昔の話です!
是非、今まで無理だと思って諦めていた方もこの機会に挑戦してみてください。
明るくしても色味では遊べない?
先ほど、明るさは自由にすることができるとご説明させていただきましたが、明るくできても【ブラウンの配合量】が多いので、色味ではほとんど遊べないと思う方いますよね?
確かに、おしゃれ染めと比べてしまうとブラウンの配合量が多いため、完全なシルバーや赤、青、緑といった色に染めることは不可能です(笑)
しかし、ブラウンベースのアッシュやマット、モノトーン、レッドなど、白髪染めでも普通に色味で遊ぶことは可能です。
アッシュやモノトーン系では透明感を出し、透け感と赤味のないヘアカラー
マットは赤味を完全に消し、アッシュなどよりも強いくすみで色落ち後も赤味が出にくいヘアカラー
レッド系では赤味を出すことにより、一番色味が感じることのできるヘアカラー
ヴァイオレット系では、ツヤを出し柔らかい質感のヘアカラー
など、白髪染めでも通常のおしゃれ染めと変わらない幅広い色味で髪色に変化を与えることが可能です。
今まで、ただの茶色にしかならないと諦めていた方も、これからはどんどん担当の美容師さんにヘアカラーの色味のワガママを言っちゃいましょう!
白髪染めは痛む?
最後に白髪染めは【痛む】というワードよくお客様から聞きます。
正直に言っちゃいますが、痛むか痛まないかだと・・・・痛みます(笑)
いやいや
何かしらの施術をした場合、ダメージ0っていうのは基本的に不可能です・・・すいません(笑)
そのため、先ほどの二択であれば痛むという選択しかできませんが、縮毛矯正やブリーチと比べたら明らかダメージは少なくなります。
ではおしゃれ染めと白髪染めを比べたら?
その答えは、白髪染めのほうがダメージしやすいです。
ただ、おしゃれ染めでも明るめの色だったり、暗い髪から12トーンレベルの明るさまで明るくしたいなどのカラーの場合はダメージ量は変わりません。
それはなぜなのか、理由はカラー剤の2剤と呼ばれる薬剤の%によります。
髪を明るくしたり、白髪を染めるときには、基本的にカラー剤本来のパワーをフルに使うため2剤を一番強く使います。
そのため、白髪染めをするとダメージはしやすいということになります。
しかし、白髪染めを繰り返しているから髪質が悪くなる……これは正直白髪染めというよりか美容師の腕次第だと僕は思います。
実際僕の担当しているお客様は白髪染めを繰り返している方が多いですが、それによりものすごく痛んできたという方は基本いません。
それは、僕の独自の毛髪理論と、薬剤の知識で、カラー剤の力を髪質に合わせて調節しているからで、痛みの仕方は美容師の腕次第ということになると思いますので、もし白髪染めを繰り返していて最近痛みが気になるという方は白髪染めだけでも担当の美容師さんを変えることをお勧めします。
まとめ
今回の白髪染めのお悩み解決情報はいかがだったでしょうか?
意外と世間的に言われている白髪染めのイメージは、現在の美容師、美容室では当てはまらないことが多かったですね。
白髪染めでも【明るく染めることができる】【幅広い色味でヘアカラーが楽しめる】【白髪染めは思っていたよりも痛まなく、それは美容師の腕次第】など。
今まで、できないと思っていたこと、ダメージや暗くなりすぎるのが嫌で白髪染めはしていなかった方、ぜひこれを機会にお試しください。
そして白髪を気にすることのないストレスフリーな生活に!
作者 美容師小笠原俊平
経歴は横浜や日本橋エリアといった美容室の激戦区を渡り歩いてきました。
現在はフリーのライターと美容師のダブルワークを主な業務としています。
得意な技術は、ご自身でセットをしてもサロン帰りのような再現性の高い骨格補正カット。
酸性域で行う低ダメージの艶サラなストレートパーマです。
今まで他の美容室では体験できなかった最先端の仕上がりをご提供いたします。
僕にしかできない貴方だけのヘアスタイルを是非一度ご体験ください。
フリーライター/美容師
小笠原 俊平
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